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愚かな老人【男・女】

私は66歳の男性です。
定年退職後すぐに「再就職支援」を名乗る会社に騙されました。「会員のみに就職口を斡旋しますので、入会金100万円を払ってください」と言われ、払ってしまったのです。
さらに「一流企業の顧問になれる」という甘い言葉に乗せられ、資格取得講座やら何やらで500万円を失いました。
結局就職先は一件も紹介されず、連絡は途絶えてしまいました。
お金だけではなく「自分にはまだ役に立てる場所がある」と信じた気持ちまで壊されました。
同じ世代に伝えたい。俺たちは「社会に必要とされたい」という欲を利用される。
奴らは金を狙うだけじゃない、心の隙間を食い物にするんだ。
どうか「紹介料」「登録金」を前払いで求めてくる連中を信用しないでほしい。
俺のように老後の誇りを奪われないでほしい。

これも昔からよくある手口です。
大手企業を辞めた人にぜひあなたを役員として迎え入れたい会社がある。
そこはまだ新しい会社で管理職が育っていないのであなたのような経験豊富な方にこれからの会社の人材を育ててもらいたい。
などとプライドをくすぐり自己顕示欲に付け込んだ詐欺に引っかかってしまうのです。
このような詐欺に引っかかるのはプライドの高い人ばかりです。
ですのでそのプライドが邪魔をして詐欺被害として表に出ることも少ないのです。
あなたも、前職での自分をしっかり振り返ってみてください。あなたがかっての会社に残れなかったのは、社長たちが俺を見る目がなかったからだ、なんて思っていませんか。
それは違います、あなたの会社の社長たちはちゃんと人を見る目が合ったのです。
だからあなたは会社に役員として残ることができなかったのです。
それが現実なのです。

それでは年を取って詐欺にあった愚かな老人たちの実態をご紹介していきたいと思います。
なお本人の名誉のため個人が特定されないように配慮した構成になっていることをご了承ください。
私は74歳の女性です。
長年シングルで生きてきて、老後は少しでも華やかにと友人と旅行に行くことを楽しみにしていました。
そんな時、SNSで外国人男性からの友達申請が届きました。
軍人を名乗るその男性は、毎日のように優しい言葉をかけてきました。
そして「あなたと一緒に暮らしたい。ただ、渡航のために送金手数料が必要なんだ」と相談してきたのです。
最初は半信半疑でしたが、孤独だった私はその言葉に心を許し、気づけば300万円を送金してしまいました。
その後も「もう少しで出国できる。あと50万円必要だ」と要求が続き、結局1200万円を失いました。
友人に話すと「それはロマンス詐欺だ」と一蹴され、顔から火が出る思いでした。
寂しさを紛らわせるつもりが全財産を失い、愛だと思ったものはすべて嘘。
今ではSNSを見るだけで吐き気がします。
それでもどこかで「本当に彼が存在していたのでは」と未練を抱く自分がいて、その弱さがまた情けなく思えてしまいます。

典型的なロマンス詐欺ですが、いい年をした女性が男性の甘い言葉に騙されて大金を失ってしまったことなんか、これは恥ずかしくて誰にも言えません。
実際はかなり多くの女性がロマンス詐欺の被害にあっているのではないでしょうか。
しかし恥ずかしさのあまり多くの女性が泣き寝入りしていることでしょう。
海外の詐欺師の間では、日本のババァはちょろいと思われていることでしょう。
もう一度鏡の前に立って自分をよく見てください。
あなたの前に白馬に乗った王子様が現れると思いますか?
甘い夢を見るのは少女時代で終わりにしないと全財産を失って恥ずかしくみじめな老後を過ごすことになりますよ。

それでは年を取って詐欺にあった愚かな老人たちの実態をご紹介していきたいと思います。
なお本人の名誉のため個人が特定されないように配慮した構成になっていることをご了承ください。
愚かな老人1。
私は68歳の男性です。
長年勤めあげたサラリーマン生活の最後に、退職金として2000万円を受け取りました。
「これで老後は安心だ」と胸を撫で下ろした矢先のことでした。
知人から紹介された太陽光発電への投資話に心を奪われてしまったのです。
担当者はスーツの似合う若い営業マンで、太陽光パネルが並んだ写真や「利回り8%保証」という言葉を堂々と口にしました。
私は疑うこともなく、退職金の全額を投資に回しました。
しかし半年後、その会社は倒産し、代表は雲隠れしてしまいました。
私の手元に残ったのは借用書の紙切れだけでした。
妻には泣かれ、「老後の夢を壊した」と責められ、子どもたちからも「どうして確認しなかったのか」と呆れられました。
退職後は夫婦で旅行を楽しむはずだったのに、今は近所のスーパーで品出しのアルバイトをして生活をつないでいます。
仕事に出るたび、胸の奥が焼けるように痛みます。
老後の安心を信じた代償は、あまりにも大きかったのです。


愚かな老人
私は66歳の男性です。
趣味で株をかじっていたため、シニア向けの資産運用セミナーに参加してみました。
参加した時は、まさか詐欺だとは思いもしませんでした。
会場には同年代の人が何十人も集まっていて、元銀行員を名乗る講師が「今の年金では将来は破綻します。ここに投資すれば一生安泰です」と語ったのです。
私はその熱弁に圧倒され、退職金1500万円を即日で預けてしまいました。
最初の数ヶ月は利息が振り込まれ、安心していたのですが、それはまさに “餌” でした。
半年後、突然振り込みが止まり、会社に何回電話をしても「現在回線が込み合っています」のアナウンスだけでした。
最終的に事務所はもぬけの殻でした。
残された私は、妻から「あなたは人を見る目がない」と突き放され、夫婦仲まで壊れてしまいました。
お金だけでなく妻の私絵の信頼までも奪われたのです。


愚かな老人3。
私は65歳の男性です。
昔からの友人だった人物に「シニア向けマンション投資」を持ちかけられました。
「今ならモデルルームの権利を特別に譲る」と言われ、完全に信用してしまったのです。
退職金2500万円を一括で支払ったところ、登記はされず建物すら存在しない幽霊案件でした。
裏切られた怒りで警察に駆け込んだものの「民事不介入」と言われ、結局泣き寝入りするしかありませんでした。
長年の友情まで踏みにじられた気がして夜も眠れません。
妻からは「友人を信用しすぎたあなたが悪い」と突き放され、家庭も冷え切りました。
老後を守るはずの退職金が一瞬で奪われ、友情も家庭も崩壊してしまいました。
金を失うだけでなく人間関係まで失ったことが一番辛いです。


愚かな老人4。
私は69歳の男性です。
定年後の退職金1800万円をどう運用するか悩んでいた頃、ポストに海外不動産投資セミナーのチラシが入っていました。
会場は都内の一流ホテルです。そして参加費は無料。
多少の胡散臭さは感じたものの、妻に「暇つぶしにでも行ってきたら」と背中を押され、軽い気持ちで参加したのが運の尽きでした。
会場はシニア世代の夫婦で溢れ、スーツ姿の若い社員たちが笑顔で迎えてくれました。
スクリーンに映し出されたのは南国の高級リゾートマンションの写真です。
担当者は流暢な日本語で「この物件を購入すれば毎年安定した家賃収入が入ります。さらに将来は値上がり必至です」と断言しました。
さらに「現地を訪問した」という人の体験談まで用意され、私はその雰囲気にすっかり飲まれてしまい、退職金1800万円を全額、その投資に回してしまったのです。
しかし送られてくるのは現地の華やかな写真ばかりです。
そろそろ配当が入ると期待した矢先、担当者への連絡が取れなくなりました。
調べると実際には物件など存在せず、写真はすべて関係ない偽物でした。
詐欺会社は雲散霧消していました。
妻には責められ、私自身も責任を感じすぎて体調を崩し、今では血圧の薬が手放せません。
老後資金はゼロになってしまいました。
今はスーパーで早朝の品出しバイトをしています。
海外旅行の夢が、倉庫のダンボールを運ぶ現実にすり替わったのです。

愚かな老人5。
私は67歳の男性です。
昔から釣りが好きで、退職後は趣味の釣りに没頭しながらのんびり過ごすつもりでした。
そんな私に釣り仲間で知り合った男が「仮想通貨投資をやっている」と話かけてきたのです。
「スマホで管理できるし、今が買い時だよ。俺はもう1000万以上儲けた」と豪語する彼を見て羨ましくなった私は、最初に10万円を試しに投じました。
するとすぐに15万円になって戻ってきたのです。
完全に信用してしまい、退職金1000万円を投資に回しました。
画面上では資産がどんどん増えていき、あっという間に2000万円になりました。
しかし出金申請を押した途端、アカウントが凍結されてしまいました。
サポートは「さらに手数料を払えば出金できる」と言い出し、払っても払っても出金できませんでした。
最後はサイトごと消滅してしまいました。
妻に打ち明けると「釣り仲間ごときに騙されて」と絶望した表情を浮かべました。
それ以来、釣りすら楽しめず、人と関わることが怖くなっています。
詐欺師は魚ではなく、私の心の隙を見事に釣り上げたのです。


愚かな老人6。
私は66歳の男性です。
定年後、私は「AIが株を自動売買してくれる」という投資話に飛びつきました。
退職金1000万円を口座に入れると、パソコン画面上では数字がみるみる増えていき、たった1週間で200万円も増えました。
私は家族に「俺は投資の神様だ」と自慢していました。
しかし出金しようとすると「システム使用料」「税金前払い」と次々に請求されました。
結局、払えるだけ払い、最後は残高ゼロです。
気づいた時には詐欺サイトごと消えていました。
妻からは「AIよりあなたの頭をアップデートしなさい」と笑われ、息子からは「ネタとして飲み会で話せるからまあいいじゃん」と慰められました。
今では完全に笑い話になっており、地域の集まりで「AIに1000万やられた男です」と自己紹介すると場が和みます。
失ったお金は戻りませんが、少なくとも笑いの種にはなったのです。


愚かな老人7。
私は69歳の男性です。
「年金を増額できる裏技がある」と持ちかけられ、信じてしまいました。
元社会保険庁の職員を名乗る男に「あなたの年金額は間違って計算されている。
本来はもっともらえる」と言われたのです。
「正しい額に訂正するには弁護士費用と手続き料が必要」と言われ、退職金1200万円を支払いました。
結果、もちろんそんな制度は存在せず、お金とともに男は消えました。
同世代に伝えたい。俺たちは「年金」に弱い。
少しでも増えるならと簡単に信じてしまう。
でも年金に裏技はない。
年金機構や役所の窓口以外の話は全部疑え。
それを肝に命じてほしい。
俺のように夢を見て金を失うくらいなら、最初から現実を受け入れた方がずっといい。


愚かな老人8。
私は70歳の男性です。
退職後、地元の銀行を名乗る封書が届きました。
「定期預金の特別キャンペーン。窓口ではご案内できません」という文言に騙されました。
問い合わせると、スーツ姿の男がわざわざ自宅まで来て「この商品は特別顧客限定です」と営業トークを繰り広げたのです。
私は信用し、2000万円を振り込みました。
しかし通帳に入金は記録されず、不審に思って銀行へ行くと「そのような商品は存在しません」と言われました。
証書も名刺も全て偽物でした。
怒りが爆発し、銀行のロビーで「銀行を名乗る詐欺を放置するのか!」と大声で叫んでしまいました。
周囲に見られ、情けなさも相まって涙が止まりませんでした。
詐欺師たちに言いたい。
「俺たちは一生、汗水たらして働いた金なんだぞ。老人を狙うなら地獄に落ちろ!」と。

愚かな老人9。
私は65歳の男性です。
それはインターネット広告から始まりました。
「今なら登録するだけで特別利回り10%」というバナー広告が目に留まったのです。
クリックすると大手銀行そっくりのサイトが開き、URLも本物に見えました。
そこから口座開設を進めると、丁寧な案内メールと共に投資プラン専用の担当者から電話がかかってきました。
丁寧な説明に私はすっかり騙され、退職金1200万円を入金しました。
最初の3ヶ月は毎月利益が振り込まれ、本物だと完全に信じました。
妻にも「俺は投資の目利きだ」と豪語していたほどです。
しかし4ヶ月目から突然振り込みが止まり、サイトは「システムメンテナンス中」と表示されるだけでした。
数日後にはサイトごと消滅しました。
怒りよりも驚いたのは、銀行ページを完璧にコピーしていた技術です。
メールの署名、ロゴ、デザイン、全て本物そのものです。
心のどこかで「詐欺に使うには惜しい才能だ」と思ってしまいました。
もちろん悔しさが勝りますが、詐欺師の執念に妙な関心を覚えてしまったのです。

愚かな老人10。
私は65歳の男性です。
退職後、同年代の仲間に「金が儲かるから一緒にやろう」と誘われ、仮想通貨の自動販売機ビジネスに全財産を突っ込みました。「設置するだけで毎日お金が入ってくる」と言われ、私は夢を見ました。
結果は惨憺たるもので、設置されたのは1台だけ。
誰も使わず、ホコリをかぶる始末です。
結局2000万円が消えました。
しかし笑えるのは、その自販機が今では近所の子どもたちの“秘密基地”になっていることです。
落書きだらけにされ、遊び場になっているのを見て、「まあ子どもたちの笑顔のために2000万払ったと思えばいいか」と少し救われます。
金は戻らないけれど、町の子供たちが笑っている光景を見ると、怒りよりも笑いが込み上げてくるのです。


愚かな老人11。
私は67歳の男性です。
退職金2000万円を失いました。
相手は大手証券会社の関連子会社を名乗る男たちでした。
名刺も本物そっくりで、電話番号も実際の支店番号に転送される仕組みになっており、疑う余地がありませんでした。
最初に紹介されたのは未公開株です。
送られてきた資料には実在する企業名が載っており、証券取引所の上場予定リストを巧妙に改ざんしていました。
私は「これは本物だ」と信じ、1000万円を入金しました。
その数日後には「上場が前倒しになった。追加で買えば確実に儲かる」と連絡があり、さらに1000万円を入れてしまったのです。
結果はご想像の通りゼロです。
気づいた時には連絡が取れず、口座も空っぽでした。
やり口は見事でした。
資料も封筒も電話番号も、何から何まで本物に見えました。
悔しいですが、奴らの周到さに戦慄すら覚えました。
「俺みたいな凡人が引っかかって当然だ」と思うほどです。
そう思って自分を慰めるしかありませんでした。
怒りよりも、恐ろしいほどよくできた詐欺だと苦渋の思いに沈みました。


愚かな老人12。
私は68歳の男性です。
「金塊の共同購入詐欺」にまんまと引っかかりました。
知人から「ドバイに眠る金塊を国際的に分配する話がある」と紹介されたのです。
最初に送られてきたのは重厚な金塊の写真や「鉱山許可証」と書かれた立派な書類でした。
私はこれは間違いないと思い、仲間に遅れまいとして退職金2000万円を振り込みました。
最初は「輸送の準備が整った」「税関手続き中」など逐一連絡が入り、信じ込むには十分な情報が与えられました。
しかし最終的には「最後の関税を払えば出荷できる」と追加請求され、その直後に音信不通です。
完全にやられました。
怒りに震えながらも、どこかで「これほど巧妙に人を信じ込ませるシナリオを書けるのは天才だ」と思ってしまいました。
悔しいですが、詐欺師の心理戦には完敗でした。
奴らの頭脳がまともな商売に向けられていたら、私はきっと彼らに投資していたでしょう。


愚かな老人13。
私は65歳の男性です。
老人対象の「無料セミナー」で人生を狂わされました。
テーマは「老後資金の守り方」です。
講師は落ち着いた口調で「銀行預金はインフレで目減りします。だから我々のファンドで守りましょう」と語りました。
私は安心して2000万円を預けました。
しかし半年後、ファンドは解散してしまいました。
代表は海外に逃亡し、お金は戻ってきません。
ここまで来ると怒りよりも悔しさしかありません。
だから同世代にだけは伝えたい。
「タダほど高いものはない」。
無料セミナー、無料相談、無料説明会――その裏には必ず仕掛けがあるのです。
奴らは、俺たちシニアの財布を狙っている。
絶対にその場で契約するな。
一晩でもいいから冷静になれ。
俺の2000万は戻らないが、この体験談が誰かを救うなら、少しは意味があると思いたい。



愚かな老人14。
私は65歳の男性です。
今も怒りが収まりません。
私は「退職者限定の国際投資組合」という名目に騙され、退職金2000万円を丸ごと失いました。
手口は巧妙でした。
最初に送られてきたのは豪華な冊子と特別説明会の招待状です。
会場は有名ホテルで、参加者は私と同年代が多く、講師は元証券マンを名乗っていました。
彼はマイクを握り、「今ここにいる方だけが得られる秘密の投資です」と熱弁しました。
さらに元参加者を装った人物が「私はここで500万円儲けました」と証言し、会場全体が拍手に包まれました。
私も完全に信じてしまったのです。
しかし翌月から音信不通となってしまいました。
冊子に書かれていた住所は既に撤去済みの事務所でした。
怒りで震えながら警察へ行きましたが、「こういうケースは全国で多発しています」と言われるだけでした。
私は本当に叫びたい。
「俺たちを食い物にするな。人生の最後に泥を塗るな」と。
退職金を奪われた怒りは一生消えないでしょう。
寂しい老女1。
私は70歳の女性です。
老後の趣味にとパソコンを覚えてから、ネットの広告に目が止まるようになりました。
ある日「ビットコインを簡単に増やせる」というサイトを見つけ、試しに100万円を入金すると、数日で120万円になった画面が表示されたのです。
欲が出て退職金の大半である800万円を追加で投じてしまいました。
しかし出金をしようとした瞬間、エラーが出て一切引き出せなくなってしまいました。
サポートに問い合わせても「システム調整中」の一点張りで、結局まもなくサイトは消えてなくなってしまいました。
気がづけば私は全財産を失い、誰にも相談できず引きこもるようになりました。
唯一の救いは、地域のボランティアに勇気を出して参加し、同じように詐欺にあった仲間と出会えたことです。
失ったものは大きいですが、孤独を和らげてくれる居場所だけは残りました。


寂しい老女2。
私は70歳の女性です。
ある日友人から「宝石を買えば資産が倍になる」というセミナーに誘われました。
講師は派手なスーツを着た中年女性で、大きなルビーを私の目の前に見せ、「このルビーは特別な力を持っている」と熱弁しました。
私は、退職金500万円でそのルビーを購入したのです。
私はそのルビーの輝きに騙されてしまったのでしょうか。
しかし後日、娘に見せると「これネットで3万円くらいでで売ってるやつだよ」と即、指摘されてしまいました。
私は、恥ずかしさのあまり、顔を真っ赤にしてしまいました。
怒りよりも情けなさで泣き笑いしていたら、孫が「おばあちゃん、キラキラしてて綺麗だから私にちょうだい」言ってきたので、孫に挙げてしまいました。
孫はそのルビーを太陽に透かして喜んでいました。
詐欺にあったのは事実ですが、孫の笑顔を見るたびに「まあ高いおもちゃを買ったと思えばいいか」と少し気が楽になります。

寂しい老女3。
私は72歳の女性です。
退職後、旅行好きが高じて「世界一周クルーズ投資」という話に食いついてしまいました。
担当者は「あなたが出資すれば特別に一生無料でクルーズ船に乗れる」と言うのです。
退職金から1200万円を出資し、クルーズ船の旅に夢に胸を膨らませていました。
しかし待てど暮らせどクルーズ船は出航せず、いつの間にか会社は跡形もなく消えてしまいました。
残ったのは「クルーズの夢」と書かれたチラシだけです。
それを壁に貼って眺めていたら、友人たちが「じゃあ陸で世界一周ごっこをしよう」と言い出しました。
なんと近所の飲食店を巡って世界旅行ツアーをすることになったのです。
フランス料理、中華、イタリアン…。世界各国を回りました。
お金は失いましたが、友情のおかげで笑いながら世界一周を疑似体験できました。
詐欺にあったのは悔しいですが、人生が少し豊かになった気がします。

寂しい老女4。
私は68歳の女性です。
昔から健康に自信があり、退職後もジョギングが趣味でした。
そんな私に近所の知人が「飲むだけで体力が20歳若返る健康水がある」と勧めてきました。
まだまだ同じくらいの年の女性には負けていないと思っていますが、20歳若返れば、完全にマウントを取れると思ったのです。
1本10万円もする水を、私はバカみたいに50本も買ってしまったのです。
結局ただのミネラルウォーターで、効果は一切なし。
夫には「水道代より高い水を買ってどうするのよ」と呆れられました。
それ以来、近所では“高級水ばばぁ”と陰口を言われています。
でも私は半分ネタにしていて、集まりの度に「私の体は1億円分の水でできている」と冗談を飛ばしています。
確かに全財産を失ったのは痛いですが、健康だけはまだ残っている。
そう思えば笑い飛ばすしかありません。

寂しい老女5。
私は72歳の女性です。
早くに夫を亡くし、一人暮らしを続けていました。年金と貯金で静かに過ごすつもりでした。
しかし、ある日、電話でかかってきた未公開株の購入話に心を動かされてしまいました。
「一口500万円。上場すれば3倍になります」という言葉を鵜呑みにしてしまったのです。
銀行員のように丁寧な口調の相手に信頼を寄せ、1000万円を振り込みました。
しかし待てど暮らせど上場の話はなく、連絡も途絶えました。
気づけば全財産を失っていたのです。
友人に相談すると「そんなの典型的な詐欺」と一蹴され、恥ずかしくて誰にも言えなくなりました。
今では生活保護を申請することを考えています。
自分の愚かさが招いた結果とはいえ、70歳を超えていちからやり直す力はわたしにはもう残っていません。

寂しい老女6。
私は65歳の女性です。
退職後、地元の同窓会で再会した旧友に「一緒にビジネスをやらない?」と誘われました。
彼女は「シニア専用の健康食品を販売する会社を立ち上げ、多くの人がすでに出資している」と豪語しました。
着ているものは高級ブランド品で、指には大きな指輪が輝いていました。
高校時代からの仲だったのでなんの疑う気持ちもなく、2000万円を投資したのです。
最初のうちは実際に商品サンプルも届き、それを見て「これなら売れる」と期待しました。
しかし販売網は広がらず、やがて彼女とは連絡が取れなくなりました。
調べてみると同窓会仲間十数人が同じように騙され、彼女はすでに海外へ高飛びしていたのです。
信じていた友人に裏切られたショックは計り知れません。
お金を失っただけでなく、人を信じる心まで壊されてしまいました。
今は年金だけで細々と暮らしています。
夜になると「なぜあの時もっと慎重になれなかったのか」と悔やみ、眠れぬ日々を過ごしています。





寂しい老女7。
私は71歳の女性です。
どうしても許せないのは、詐欺師たちが孫の声を真似たことです。
夕方、電話が鳴り、「おばあちゃん、事故を起こしちゃって。示談金が必要なんだ」と泣き声で言われました。
声が本当に孫に似ていたのです。
私は慌てて1000万円を引き出し、指定された場所でスーツ姿の若い男に手渡しました。
その後、孫に電話すると「事故なんて起こしてないよ」と言われ、絶句。
警察に届けても「手渡しは足がつかない」と言われ、結局どうにもなりませんでした。
私は怒りで眠れず、毎晩「孫の名前を使った卑怯者を捕まえてほしい」と心の中で叫んでいます。
お金だけでなく、家族への信頼までも踏みにじられたのが悔しくて仕方ありません。
電話一本で老人の心を揺さぶり、泣きながら金を差し出させる。
そんなやり口、人間の屑以外の何者でもありません。


寂しい老女8。
私は70歳の女性です。
「高齢者限定の医療ファンド」という甘い言葉に騙されました。
最初に届いたのは自治体の健康支援制度を装ったDMでした。
そこには「シニアの健康と資産を守るための特別プロジェクト」と書かれていました。
電話をすると落ち着いた声の女性が「これは国が後援しています」と説明したのです。
私は、国が後援しているという言葉で、安心して退職金1500万円を振り込みました。
その後のフォローも丁寧で、毎週「配当金予定のお知らせ」というはがきまで届いたのです。
その細やかさが逆に信用を強めました。
しかし半年後、振り込みが止まり、連絡も途絶えました。
なんと、はがきの発送元住所は貸しオフィスでした。
人の心理をここまで操れるのかという、完璧な詐欺師の演出力に心底舌を巻きました。
悔しくて仕方ありませんが、「これほど巧妙なら自分が騙されても不思議じゃない」と思わされました。
ある意味、完璧な舞台演出でした。


寂しい老女9。
私は71歳の女性です。
老人ホームの優先権詐欺に騙されました。
「順番待ちは10年です。でも特別に枠を用意できます」と営業マンが訪ねてきたのです。
将来を考えて安心を得たい気持ちが強く、退職金800万円を支払いました。
しかし実際にそのホームへ問い合わせると「そんな優先権制度はありません」と言われ、愕然としました。
老後の安心を求める心につけ込むやり口に、怒りと絶望が入り混じっています。
シニア世代に声を大にして言いたいです。
老後の住まいに関する話は特に注意してください。
安心を餌にして近づく奴らが必ずいます。
施設名や制度名を持ち出されてもその場で決めず、必ず自分で裏を取ってください。
私のように夢の住まいを失い、全財産まで失うことのないように。


寂しい老女10。
私は71歳の女性です。
長年真面目に事務職を続けて貯めたお金と退職金で、老後はのんびり暮らすつもりでした。
そんな私に電話がかかってきたのは夕食の支度中のことでした。
「あなたの年金が将来減額される可能性が高い。今のうちに国が後援している特別ファンドに参加すれば年金を補える」という甘い言葉に心を動かされました。
相手は落ち着いた声の中年男性で、本当に役所の職員のように思えたのです。
国の後援と聞いて安心してしまい、貯金の大半である1500万円を振り込みました。
しかしその後、連絡は途絶え、送られてきた資料は偽物でした。
役所に確認したら「そのような制度は存在しません」と冷たく言われました。
恥ずかしくて娘に言えず、一人で苦しみました。
電気を消して少しでも節約する日々を過ごしています。
そんな私の姿を見た娘に心配され、私は泣きながら真相を打ち明けました。
娘は怒るどころか「一緒にやり直そう」と抱きしめてくれ、その優しさに救われました。
しかし老後の安定は完全に消え去り、今は掃除のパートをしています。
国家を名乗った詐欺師を、一生許せない思いで生きていくことになるでしょう。


寂しい老女11。
私は67歳の女性です。
今でも怒りで眠れない夜があります。
親の遺産1500万円を奪われたからです。
詐欺の手口は巧妙でした。最初は役所を名乗る電話から始まりました。
「マイナポイント還元の特別制度に当選しました。指定口座に預けると国から補助金が上乗せされます」と言われたのです。
封筒まで送られてきて、そこには本物そっくりのロゴや公印がありました。
私は国の制度だと信じ込み、1500万円を振り込みました。
しかし翌日から電話は繋がらず、封筒の住所もデタラメでした。
銀行に駆け込んだ時にはすでに口座にお金はありませんでした。
私は怒りで手が震え、交番で「これでも民事不介入なのか!」と涙声で訴えました。
だが警官は「被害届は出せますが回収は難しい」と淡々と答えるだけです。
国を名乗ってまで老人を食い物にする奴らがいることが許せません。
あの日から「特殊詐欺」という言葉を聞くだけで、血が逆流する思いです。

寂しい老女12。
私は72歳の女性です。
ネットで知り合った同世代の女性から「一緒に投資をしない?」と誘われました。
女性同士だし安心だと思ってしまったのです。
最初はお茶をしたり愚痴を言い合ったり、本当に友達のように接してくれました。
ところが数ヶ月後、「確実に儲かる話がある」と持ちかけられ、退職金900万円を渡してしまいました。
案の定、連絡は途絶えました。
私は人間不信に陥りながらも、これだけは伝えたいです。
「同じ世代だから安全」なんて思うな。
「女性同士だから大丈夫」なんて思うな。
むしろ同世代を装ってくる詐欺は一番巧妙で、一番心に刺さります。
友達のふりをして近づく奴らがいることを忘れないでください。


寂しい老女13。
私は68歳の女性です。
絶対に許せないのは「医療費還付金詐欺」に引っかかったことです。
市役所の職員を名乗る電話で「医療費の払い戻しがまだされていません。
本日中に手続きしないと受け取れなくなります」とせかされました。
ATMで操作を指示され、「こちらで還付手続きをします」と言われるままボタンを押していたら、実は全額を振り込んでいたのです。
後で通帳を見ると、退職金も含め残高ゼロ。頭が真っ白になりました。
私は怒りで震え、「人の健康をだしにするな!」と声を荒げました。
病気に苦しむ老人の不安を逆手に取るやり口は、絶対に許せません。
毎年「還付金詐欺に注意」という張り紙を見るたびに、自分の愚かさと詐欺師への憎しみで涙が止まりません。


寂しい老女14。
私は73歳の女性です。
やられたのは海外宝くじ詐欺でした。
突然届いた封書には「あなたは特別抽選で当選しました。
受け取るためには手数料を払う必要があります」と書かれていました。
当選金は日本円で3億円です。
私は、夢のような話に胸が踊りました。
電話をすると流暢な日本語を話す外国人男性が「おめでとうございます。
これは国際的な名誉です」と演技をし、私はすっかり信じてしまったのです。
次々に送金を重ね、結局退職金1200万円を全て失いました。
今、振り返れば荒唐無稽な話です。
でも封書の豪華さ、相手の演技力、巧みなメールの文面は、まるで映画を見ているかのようでした。
完全に騙された私は怒りと同時に「このシナリオを書いた奴、脚本家になれば大成功するだろうに」とすら思ってしまいました。
いかがでしたでしょうか?
今回は、退職後のシニア世代を襲った「老後詐欺」の体験談をお届けします。
多くの証言を通じて浮かび上がるのは、巧妙な手口と、人の心の隙間に入り込む恐ろしさです。
どうか最後まで耳を傾け、同じ過ちを繰り返さないための教訓にしてください。
このような年寄りに対する詐欺事件の例を知ることで、詐欺に引っかからないように注意してください。
この動画がよかった、ためになったと思ったら、高評価をお願いします。
これからも情報発信を行っていくのでチャンネル登録もお願いします。
それではなた次の動画でお会いしましょう。


いかがでしたでしょうか?
今回は老後の女性が被害にあった詐欺についての体験談をお届けしました。
多くの証言を通じて浮かび上がるのは、巧妙な手口と、人の心の隙間に入り込む恐ろしさです。
どうか最後まで耳を傾け、同じ過ちを繰り返さないための教訓にしてください。
このような年寄りに対する詐欺事件の例を知ることで、詐欺に引っかからないように注意してください。
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これからも情報発信を行っていくのでチャンネル登録もお願いします。
それではまた次の動画でお会いしましょう。

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