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福原遊郭

福原遊郭

新開地駅福原遊郭、いわずと知れた日本三大泡風呂街である。
福原遊郭ができたのは、明治元年と比較的新しい。
最初はもっと港に近い神戸駅近くであったが、明治5年に鉄道に施設に伴い現在の場所に移転させられたのこと。
福原遊郭は『全国遊郭案内』(明治5年)によれば貸座敷93軒、娼妓1,320人とかなりの規模であったが、神戸大空襲で焼失してしまった。
そして戦後一大赤線地帯として復活。しかし1958年の売春防止法により赤線街からトルコ風呂へと転業。やることは同じであるが、
戦前の赤線時代の建物や面影はなく、戦後の建物となる。
泡風呂は柳筋・桜筋の2本の筋に集中している。
しかし現在の泡風呂の中心街には過去の赤線を思わせる面影はほぼない。
どちらかというとその周辺に戦後の赤線時代の建物が残っているような感じである。
赤線という後任の売春地帯以外にももぐりの小規模な店舗が多くあったはずである。
と思い散策してみるが、これといった決め手はない。
居酒屋や小料理屋としてもぐり営業していたのではないかと思う。
もうすでに営業していないと思われる建物も多い。
金毘羅様もありそこには三業組合・三業協同組合が寄進していることから芸者もいたことがうかがえる。
現在は