過去に撮影した写真がハードディスクの肥やしとなっているので、その中から選んでストックフォトサービスにアップしてみようと思う。多少でも稼げれば次のレンズの購入資金になるな。
ストックフォトで稼ぐにはまずストックフォトサービスにクリエイター登録をしなくてはならない。で、どこのストックフォトサービスにクリエイター登録をするかであるが、自分が登録候補としてピックアップしてみたところをご紹介する。
PIXTA(ピクスタ)
運営会社 | ピクスタ株式会社 |
販売できる素材 | 写真・イラスト・動画 |
主対応国 | 日本・アジア圏 |
クリエイター数 | 31万人以上 |
素材点数 | 4700万点以上 |
審査期間 | 通常7営業日以内 |
アップロード枚数の制約 | 1ヶ月で30枚まで |
スマホの写真 | 可能 |
アップロードの制約が1ヶ月で30枚までなのでとにかく数でこなそうと考える方には不向き。アップロード制限をかけることによってクオリティー維持を図っているのかな?ある程度アップロードする前に売れる作品かどうかを考えてアップロードするのがいいかと思う。定額プランで売れることが多いと思うので他と比べて使いたい画像である必要がある。
photolibrary(フォトライブラリー)
運営会社 | 株式会社 フォトライブラリー |
販売できる素材 | 写真・イラスト・動画 |
主対応国 | 日本 |
クリエイター数 | 公表されていない |
素材点数 | 写真・イラスト素材360万点以上 |
審査期間 | 7~20日 |
アップロード枚数の制約 | 25枚からスタート |
スマホの写真 | 不可 |
定額プランがないので、他とかぶらないクオリティーの高い写真を販売したい方にお勧め。
Snapmart(スナップマート)
運営会社 | スナップマート株式会社 |
販売できる素材 | 写真 |
主対応国 | 日本 |
クリエイター数 | 公表されておらず |
素材点数 | 公表されておらず |
審査期間 | なし |
アップロード枚数の制約 | 制限なし |
スマホの写真 | 可能 |
注意事項 | スマホアプリからのみ可能 |
PIXTA(ピクスタ)のグループ会社の様である。スマホの写真を中心にしている所を見るとすみわけをしている模様。webで使用するエモい写真が良さそう。
PhotoAC(写真AC)
運営会社 | ACワークス株式会社 |
販売できる素材 | 写真 |
主対応国 | 日本及びアジア圏 |
クリエイター数 | 400万人以上 |
素材点数 | 不明 |
審査期間 | 1週間~10日程度 |
アップロード枚数の制約 | 制限なし |
スマホの写真 | 可能 |
注意事項 | 著作権がACワークス株式会社に移転してしまいます。 |
過去に登録していたが、しばらく放置していたのちなぜかクリエイターでログインできなくなってしまった。1,000ポイント以上あったが換金の5,000ポイントまでまだ道のりが長そうなのと、著作権がACワークス株式会社に移転してしまうことから、ここはさしあたって対象外とする。
写真のクオリティーは低いものが多いので初心者が慣れるために腕試しで登録する程度に考えておきたい。
AdobeStock(アドビストック)
運営会社 | アドビ システムズ株式会社 |
販売できる素材 | 写真・イラスト・動画 |
主対応国 | 全世界 |
クリエイター数 | 不明 |
素材点数 | 1億点以上 |
審査期間 | 1週間以内 |
アップロード枚数の制約 | 制限なし |
スマホの写真 | 可能 |
DTP関連にいる私にはなじみのあるアドビである。素材写真のクオリティーに注意してアップする必要あり。汚れ、ノイズ等。
Creative Cloudを通してPhotoshop、Illustratorユーザーに直接販売できるのでクオリティのはうるさそうなので、それなりにクオリティーの高いものをアップしよう。かつ、日本らしさを感じる写真を狙ってみよう。
shutterstock(シャッターストック)
運営会社 | Shutterstock |
販売できる素材 | 写真・イラスト・動画 |
主対応国 | ほぼ全世界 |
クリエイター数 | 130万人以上 |
素材点数 | 3億点以上 |
審査期間 | 数営業日 |
アップロード枚数の制約 | 数営業日 |
スマホの写真 | 可能 |
注意事項 | W-8BEN |
画像のレベル | 今年(暦年)の画像ライセンス数 | 報酬額 |
---|---|---|
レベル1 | 100以下 | 15% |
レベル2 | 101~250 | 20% |
レベル3 | 251~500 | 25% |
レベル4 | 501~2,500 | 30% |
レベル5 | 2,501~25,000 | 35% |
レベル6 | 25,000超 | 40% |
販売利益は15%、まぁ、売れれば20%⇒25%と上がっていくようなんだけど15%と思っておいた方がいいかも。審査に落ちた場合はその理由も教えてくれるようなのでスキルアップにつながると思うので登録してもいいかも。
iStockphoto(アイストックフォト)
運営会社 | ゲッティ・イメージズ |
販売できる素材 | 写真・イラスト・動画 |
主対応国 | 全世界 |
クリエイター数 | 23万人以上 |
素材点数 | 8000万点以上 |
審査期間 | 通常数時間 |
アップロード枚数の制約 | なし |
スマホの写真 | 可能 |
キーワード以外は全て英語での入力となるが日本で通常の教育をうけた者ならさほど問題はない。商標、ロゴ、ボーダー、ウォーターマークなどが写っている写真・映像はレタッチで削除・修正。審査基準は比較的緩そうなので、ン?と思う写真もアップする。
審査は早ければ数時間というスピードだ。そして 1日~2日で公開される。審査はかなり緩い。が、販売利益が、通常15%。
結局どこのストックフォトに登録するか
日本の運営会社3社と海外の運営会社3社を候補にした。
主対象 | |
---|---|
PIXTA(ピクスタ) | 日本 |
photolibrary(フォトライブラリー) | 日本 |
Snapmart(スナップマート) | 日本 |
AdobeStock(アドビストック) | 全世界 |
shutterstock(シャッターストック) | 全世界 |
iStockphoto(アイストックフォト) | 全世界 |
どのような写真がストックフォトで売れるか
やはり日本で売れるのは「日本人」で「男性よりも女性」そして女性は可愛いタイプ、清楚感のあるタイプです。汎用性の高い若い女性の写真、誰もがかわいいと思うような赤ちゃんの写真や幸せそうな家族の写真、ビジネスイメージの写真、高齢化社会に向けたシニア層の写真などを狙ってみましょう。大人数の集合写真などストックフォトにあまり流通していない写真。ストックフォトとしての作品点数が少なく、需要に対して供給が追いついてないジャンルを探して作品を作るといいでしょう。
いくつかのストックフォトサイトで多くダウンロードされている作品のコンセプトを真似てみるのもいいと思います。
ストックフォトサービスの独占契約について
独占契約とは、写真を特定のフォトストックサービスのみに提供することです。独占契約を結ぶことにより通常より高いロイヤリティなどの優遇措置を得ることができますが、独占契約を結んでしまうと、当たり前ですが、他のフォトストックサービスに提供できなくなりますのであまりお勧めしません。複数のフォトストックサービスに登録できなくなってしまうからです。特に「写真AC」のように写真の著作権自体が運営会社に移ってしまい、他のフォトストックサービスに写真を提供できなくなってしまうサービスもあります。
どのように使い分けているか
各社ごとに違いがあるので住み分けをした。
写真AC
単価が安いので稼ぐの大変。ストックフォトがどういうものかお試しには手ごろという評判だったので、最初に登録したのがここ。確かに稼ぐのは大変です。1枚ダウンロードされて3.3円です。換金可能の5.000円に達するには1,516枚ダウンロードされる必要があります。人物は1ダウンロードで11円なのでダウンロード数のハードルは下がりますが無許可で人物写真は使えませんのでそこの部分のハードルは上がります。現在私の売り上げは
最低換金可能額の5,000ポイントまで先は長いです。果たして換金可能の5,000ポイントまで生きているうちにたどり着けるのだろうか?
そんなわけで今はたまに写真をアップしているだけである。
PIXTA(ピクスタ)
現在戦いの主戦場にしようと思っている。普通に写真のクオリティーがあればNGされることはない。ただNGされる場合は広告や企業ロゴが気が付かずに映っている場合などです。またはその画像がすでに大量にある場合です。
原則として建築の著作物は方法を問わず自由に使用してOKではあるが、建物の管理者が撮影やストックフォトサイトの、または営利目的の利用を制限している場合があります。有名施設の場合は注意が必要です。(ディズニーランドや有名寺社仏閣など)
そこに注意すれば大丈夫です。最低100点以上はアップする必要があるようです。
photolibrary(フォトライブラリー)
ここは定額ではないので自身のあるこの一枚を売っていこうと思う。年間10枚くらいはアップできるだろうか。
AdobeStock(アドビストック)
海外の会社なので手続きのめんどくささはあるがアドビ製品を使っているクリエイターに利用してもらえそうである。
Snapmart(スナップマート)
スマホでの利用をメインにしている。余力ができたら考えたい。
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